こんにちは、台湾在住中Rinです。夏はやっぱりカキ氷!!
台湾に暮らしていると、1年を通して「今日は冷たいものが食べたい!」と思う日が多いんです。
特に南部・高雄は亜熱帯気候で、真冬でも20度前後の日がざら。
そんな中で私の心をとらえて離さないのが台湾かき氷。
初めて食べたのは観光で来たとき。
日本のふわっとした氷とは違う、ミルクを凍らせた「雪花冰」のなめらかさと、山盛りの南国フルーツに感動しました。
そして、今回訪れたのが、高雄で人気の**大碗公冰(ダーワングンビン)**です。
大碗公冰ってどんなお店?
店名の「大碗公」は「大きな器」という意味。
名前の通り、洗面器級の巨大ボウルに盛られたかき氷が名物です。
- 店舗スタイル:屋台風+イートインスペースあり
- 価格帯:1人100〜150元程度(シェア推奨)
- 支払い方法:現金/悠遊卡(EasyCard)対応の場合あり
- 客層:家族連れ、学生グループ、観光客
このボリューム感とコスパ、そして何よりも種類豊富なトッピングが人気の理由です。
季節別おすすめメニュー
夏(5〜8月)
- 芒果冰(マンゴーかき氷)
完熟マンゴーが惜しげもなくゴロゴロ!ミルク氷との相性は最高です。 - マンゴー&プリン
プリンのまろやかさが加わり、デザート感アップ。
冬(12〜3月)
- 草莓冰(いちごかき氷)
苗栗・大湖など台湾北部から届く真っ赤ないちごをたっぷり。甘酸っぱさが冬の味覚です。 - いちご+練乳ミルク氷
甘党にはたまらない組み合わせ。
通年メニュー
- 八寶冰(八宝かき氷)
タロ芋、あずき、緑豆、仙草ゼリー、タピオカなどを全部盛り。 - 黒糖タピオカミルク氷
黒糖の香ばしさとモチモチ食感が癖になります。
🍧 実食レポ:オレオかき氷・マンゴーかき氷・豆花
1. オレオかき氷
まずは意外にも甘党の心をわし掴みにしたのが、オレオかき氷。
チョコの氷の上に、砕いたオレオクッキーが振りかけられています。
氷はチョコレート・ココアベースでコクがあり、ほろ苦いオレオと一緒に食べると、まるでクッキー&クリームのアイスを食べているような感覚。甘味は控えめのため大人向きかもしれません。
下にはチョコムースプリンがさらに贅沢感を演出し、チョコ系スイーツ好きにはたまりません。
価格95元


南国フルーツ系が苦手な人でも楽しめる、濃厚デザート系かき氷!
2. マンゴーかき氷
やっぱり夏の王道はこれ!
大碗公冰のマンゴーかき氷は、完熟マンゴーの果肉がゴロゴロとのっていて、見るからに華やか。
氷はふわっと軽く、マンゴーの甘みを引き立てるため甘さ控えめ。
別添えの練乳をかけると、ミルキーさと果実のジューシーさが口いっぱいに広がります。
マンゴーはとろけるように柔らかく、1口ごとに「台湾に来て良かった!」と思える味でした。
価格:110元


高雄の夏はこのマンゴーかき氷なしでは語れない!
3. 豆花(トウファ)
こども達はかき氷。私が頼んだのが、台湾伝統スイーツの豆花。
ふるふるの豆乳プリンのような食感で、口に入れるとすっと溶けるやさしい甘さ。
トッピングは、あずき、タピオカ。黒糖シロップがほんのり香り、どこか懐かしい味わいです。
冷たい豆花はさっぱりしているので、甘いかき氷のあとでもするすると食べられました。
価格60元


体がすっと落ち着く、やさしいデザート。お腹いっぱいでも不思議と食べられる。
大碗公冰の魅力ポイント
ボリューム感
直径30cm級の器に盛られた氷は圧巻。SNS映え確実です。30人前なんていう巨大カキ氷もあり!!
シェアして食べるのに最適!!台湾のカキ氷は量を選択できる店舗も多く、友人や家族とシェアしたりするのもいいと思います!
↓30人前が見本で飾られていました。びっくりする大きさ。

トッピングの豪華さ
フルーツは新鮮で甘みが強く、ゼリーやタロ芋団子も手作り感があります。
コスパの高さ
マンゴー山盛りでも日本円で500円以下。日本では考えられない価格です。
注文の流れ(初心者向け)QRコード
- 席に着く
空いているテーブルを見つけたら座ります(セルフで席確保OK)。 - テーブル上のQRコードをスマホで読み取る
多くの場合LINEやWeChat、ブラウザ経由で注文ページが開きます。 - メニューを選ぶ
写真付きなので、日本語がなくても指差し感覚で選びやすい。 - サイズ・トッピングを指定
氷の種類(ミルク氷/水氷)、フルーツや豆花などをカスタマイズ可能。 - 注文確定&支払い
支払いは現金/電子決済(悠遊卡・LINE Payなど)対応。 - 番号が呼ばれるのを待つ
呼ばれたらカウンターで受け取る or 店員さんが持ってきてくれる場合もあり。
大碗公冰といえば、巨大ボウルに盛られた豪快なかき氷が有名ですが、実は**豆花(トウファ)**も人気メニューのひとつです。
豆花とは、やわらかい豆乳プリンのような食感の台湾伝統スイーツで、ほんのり甘く、口に入れるとふわっと溶ける優しい味わい。
豆花の特徴と魅力
- ベース:大豆を使った柔らかなプリン状の生地
- シロップ:黒糖シロップや生姜シロップ
- トッピング:タピオカ、あずき、タロ芋団子、緑豆、ピーナッツなど
豆花は冷たいタイプも温かいタイプも選べるので、夏は冷やして、冬は温めて食べられます。
かき氷は体が冷えすぎる…という人や、甘すぎるスイーツが苦手な人にもぴったり。
大碗公冰では、かき氷を食べる家族と豆花を食べる家族が同じテーブルで楽しめるのも魅力です。
大碗公冰の豆花メニュー例
- 綜合豆花(全部乗せ豆花)
たっぷりのタロ芋団子、タピオカ、あずき、ピーナッツ入りで食感が楽しい一杯。 - 芋頭豆花(タロ芋豆花)
甘く煮たタロ芋と豆花の組み合わせは、南台湾らしい素朴な甘さ。 - マンゴー豆花(夏季限定)
冷たい豆花にジューシーなマンゴーをのせた夏の贅沢スイーツ。



他の人気店との比較
店名 | 特徴 | 価格帯 | 雰囲気 |
---|---|---|---|
大碗公冰(高雄) | 巨大サイズ・シェア向け | 安い | ローカル感強め |
Ice Monster(台北) | 高級感・上品な盛り付け | 高め | 観光客多い |
思慕昔(台北永康街) | 老舗・安定の味 | 中 | 観光+地元混合 |
三兄妹雪花冰(西門町) | カジュアル・学生人気 | 安い | 賑やか |
まとめ
大碗公冰は、台湾かき氷の魅力をぎゅっと詰め込んだお店。
夏はマンゴー、冬はいちご…一年中違う顔を見せてくれます。
高雄旅行の際は、ぜひ立ち寄ってほしいスイーツスポットです。