屏東・来義の「二峰圳」で自然の中の水あそび体験!

台湾情報

~子連れにやさしい癒しのスポット~

こんにちは。台湾・高雄在住のRinです。
今回は、屏東県来義郷(ライイ)にある「二峰圳(にほうじゅん/Erfeng Canal)」という、とっても気持ちのいい自然スポットへ行ってきました。

この場所は、冷たくて透き通った水が流れる「親水エリア」があり、子どもと一緒に安心して遊べる場所。とにかく川の透明度にびっくり!!
知る人ぞ知る穴場で、地元の人たちにも人気の水辺です。

二峰圳ってどんなところ?

「二峰圳」は、今から100年以上前の日本統治時代に作られた古い水路です。
地下の伏流水(ふくりゅうすい)を取り入れて、農業用水として今も使われています。
昔の技術で作られたとは思えないほどしっかりしていて、台湾では“文化景観”としても登録されています。

最近では、地元の人たちの手で整備されて、家族連れでも楽しめる親水エリアとして人気が高まっています。
自然の中で涼しい風とせせらぎの音を感じながら過ごせる、まさに癒しのスポットです。

行き方・アクセス

高雄市から車で50分ほど。
屏東市や潮州(チャオジョウ)を通って、来義(ライイ)方面へ向かいます。

Googleマップで「二峰圳」または「來義二峰圳停車場」と検索すればOK。
駐車場は無料で広いです。そこから川沿いを2.3分程歩くと水路まで着きます。

公共交通の場合は、潮州駅からバスで来義まで行けますが、本数が少ないため、子連れならレンタカーかタクシー利用がおすすめです。

見どころと楽しみ方

親水エリアで水あそび

一番の魅力は、浅くて流れのゆるやかな水辺。


地下水を引いているので、水が本当に冷たくて透明!
夏の日でも足をつけるだけでスーッと涼しくなります。

家族みんなでゆっくり過ごせます。2.3歳までの子は浮き輪は必須です。少し深いです。120㎝の息子で胸当たりの水位です。
場所によっては少し流れが速いところもあるので、子どもが遊ぶときは必ず大人がそばにいてくださいね。

川魚も沢山いて一緒に泳げます。魚達がドクターフィッシュのように足をツンツンしてきてかわいいです!!魚の餌も20元で売っていて子供達は大はしゃぎ!!

水の流れは比較的おだやかですが、滑りやすい石もあるので、ウォーターシューズを忘れずに。

歴史を感じる水路

二峰圳はただの川ではなく、地下の堰(せき)で水を集めて流す特別な仕組み。
日本人技師が設計したと言われていて、100年以上たった今も現役で使われています。
現地には説明看板もあり、自然と学びの両方が楽しめます。

部落の雰囲気も魅力

二峰圳のまわりには「喜樂發發吾(シーラファファウ)」という原住民の部落があります。
カラフルな壁画や、手づくりの飾りがあって、散歩するだけでもワクワクします。
地元料理を出す小さなお店や、手工芸品のおみやげ屋さんも見つかるかも。

子連れで行くときのポイント

・子連れで行くときのポイント

  • 魚のエサ(20元)は現地で買えるので、小銭を持っていくと便利
  • 水が深い場所もあるので、小さい子は浮き輪を準備
  • 石が滑りやすいので、ビーチサンダルよりも滑り止め付きシューズが◎
  • 水はとても冷たいので、長く入るときはタオルと着替えを用意
  • 日陰はありますが、帽子・日焼け止め・虫よけも忘れずに

トイレは駐車場近くに簡易的なものがあります。
紙がない場合が多いので、ティッシュを持参しましょう。。

注意点・マナー

  • 主な水路は農業用なので、泳ぐのは禁止です。
  • 水の流れが速い場所は避けましょう。
  • ゴミは必ず持ち帰ること。
  • 雨のあとや夕方は水量が増えることがあるので注意してください。

自然を守りながら、気持ちよく過ごしたいですね。

行ってみた感想

水が想像以上に冷たくて気持ちいい!
そして魚が本当にたくさんいて、エサをあげると一瞬で集まってくる光景にびっくりしました。
子どもたちは夢中で魚を追いかけ、浮き輪でプカプカ楽しそう。

私も足をつけて座っているだけで、心までリフレッシュできました。
自然の音と水の冷たさに包まれて、まるで時間がゆっくり流れるような癒しのひととき。
屏東の夏にぴったりの、静かでやさしい場所でした。

まとめ

屏東・来義の「二峰圳」は、
きれいな水・たくさんの魚・冷たい清流がそろった、親子にやさしい癒しスポットです。

魚にエサをあげたり、浮き輪でプカプカしたり、
自然の中でのびのび遊べる時間は、子どもにとっても最高の思い出になります。

夏のお出かけ先を探している方は、ぜひ「二峰圳」へ行ってみてくださいね。

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