高雄にある「三鳳宮(さんほうぐう)」は、台湾らしい華やかな装飾が施された歴史ある廟(びょう)です。主神は**中壇元帥(哪吒太子/ナタク)**で、特に商売繁盛や厄除けのご利益があるとされています。
旅行者でも気軽に訪れやすく、台湾の伝統文化を体験できるスポットなので、詳しい見どころや参拝方法を紹介します!
三鳳宮の見どころ
① 華やかな装飾と龍の門
三鳳宮の最大の特徴は、色鮮やかで精緻な彫刻や装飾。入口には立派な龍の門があり、中国宮殿風のデザインが目を引きます。


写真映え間違いなし!入口の龍の彫刻は、まるで生きているような迫力だよ!
② 主神・哪吒太子(ナタク)
三鳳宮のご本尊は、子どもの姿をした勇敢な神様「哪吒太子」。
彼は、邪気を払う力があるとされ、商売繁盛・健康運・厄除けにご利益があると信じられています。

特に商売をしている人には人気のスポット!地元の方もたくさんお参りしてるよ。
③ 境内を彩る無数の提灯
三鳳宮の境内には、天井を埋め尽くすほどの無数の赤い提灯が吊るされています。
昼間はもちろん、夜に灯りがともると幻想的な雰囲気に!


夜になると提灯の灯りが境内を照らして、まるで映画のワンシーンみたい!
お参りの仕方(台湾式の作法)
台湾の廟では、日本のお寺とは少し違った作法があります。
① お線香を準備する
まず、入口付近でお線香を受け取ります(無料の場合もあり、購入することも可能)。
② 参拝の順番
台湾の廟では、神様ごとに参拝の順番が決まっていることが多いです。三鳳宮では、以下の順番でお参りしましょう。
- 天公(玉皇大帝):天を司る最高神。まず最初にお参りします。
- 本殿(哪吒太子):本尊の哪吒太子に願い事をします。
- 他の神々(観音菩薩・土地公など):それぞれの神様にお願いをする。

③ お祈りの仕方
- お線香を持ち、心の中で名前・住所・願い事を伝える。
- 神様ごとにお辞儀(3回)しながらお祈りする。
- お線香を指定の香炉に立てる。

台湾のお寺では、自分の名前と住所を伝えると願いが叶いやすいって言われてるよ!
台湾式おみくじの引き方
台湾の廟では「筊杯(ポエ)」と呼ばれる半月型の木片を使って、おみくじを引きます。

- まず神様に「おみくじを引いていいですか?」と聞く
- 筊杯を2つ持ち、地面に投げる
- 1つが表、1つが裏 → OK!(両方表or両方裏はNG)
- 番号付きのおみくじ棒を引く
- 木箱から1本引き、番号を確認

- もう一度筊杯を投げて、神様に確認
- 「このおみくじで正しいですか?」
- 表裏ならOK、それ以外なら引き直し
- 番号に対応する紙を受け取る
- 運勢やアドバイスが書かれているのでチェック!

台湾流のおみくじはちょっとドキドキする体験!旅行の思い出にもなるよ♪
三鳳宮へのアクセス情報
📍 所在地:高雄市三民区三鳳中街134号
🚆 MRTでの行き方
- 高雄MRT「後驛駅」から徒歩約10分
- 高雄駅からタクシーで約5分
🚌 バスでの行き方
- 「三鳳宮」バス停で下車

MRTの後驛駅から歩いていけるので、アクセスも便利!
まとめ|三鳳宮で台湾の文化を体験しよう!
三鳳宮は、高雄の歴史を感じられるパワースポット。
- 迫力のある龍の装飾
- 商売繁盛・厄除けのご利益
- 台湾式のおみくじ体験
日本とは違う参拝文化を体験できるので、ぜひ高雄観光の際に訪れてみてください!

高雄に行くなら、ぜひ立ち寄ってみてね!