「台湾らしい華やかなお寺を、もっと深く知りたい!」そんな方にぴったりなのが、高雄の**三鳳宮(さんほうぐう)**です。
創建から300年以上。主神は勇敢な子どもの神様・**哪吒太子(ナタク)**で、商売繁盛や厄除けのご利益があると地元の人々からも愛されています。
三鳳宮の歴史と背景
三鳳宮は清朝時代、康熙年間に創建され、元々は「三鳳亭」と呼ばれていました。高雄港の発展とともに商人たちの信仰を集め、今や高雄を代表する廟の一つとなっています。名前の由来や歴史的な背景も興味深く、地元の文化や信仰の変遷を知ることができます。
華やかな装飾と龍の門
三鳳宮の最大の特徴は、色鮮やかで精緻な彫刻や装飾。入口には立派な龍の門があり、中国宮殿風のデザインが目を引きます。


写真映え間違いなし!入口の龍の彫刻は、まるで生きているような迫力だよ!
主神・哪吒太子(ナタク)
三鳳宮のご本尊は、子どもの姿をした勇敢な神様「哪吒太子」。
彼は、邪気を払う力があるとされ、商売繁盛・健康運・厄除けにご利益があると信じられています。

特に商売をしている人には人気のスポット!地元の方もたくさんお参りしてるよ。
光の海のような提灯
境内の天井を埋め尽くす、約1,000個の赤い提灯は「財利平安燈」と呼ばれ、訪れる人々の願いと祈りを灯します。昼間は鮮やかで華やか、夜になると灯りがともって幻想的な光景に。


夜になると提灯の灯りが境内を照らして、まるで映画のワンシーンみたい!
お参りの仕方(台湾式の作法)
台湾の廟では、日本のお寺とは少し違った作法があります。
お線香を準備する
まず、入口付近でお線香を受け取ります(無料の場合もあり、購入することも可能)。
参拝の順番
台湾の廟では、神様ごとに参拝の順番が決まっていることが多いです。三鳳宮では、以下の順番でお参りしましょう。
- 天公(玉皇大帝):天を司る最高神。まず最初にお参りします。
- 本殿(哪吒太子):本尊の哪吒太子に願い事をします。
- 他の神々(観音菩薩・土地公など):それぞれの神様にお願いをする。

お祈りの仕方
- お線香を持ち、心の中で名前・住所・願い事を伝える。
- 神様ごとにお辞儀(3回)しながらお祈りする。
- お線香を指定の香炉に立てる。

台湾のお寺では、自分の名前と住所を伝えると願いが叶いやすいって言われてるよ!
台湾式おみくじの引き方
台湾の廟では「筊杯(ポエ)」と呼ばれる半月型の木片を使って、おみくじを引きます。

- まず神様に「おみくじを引いていいですか?」と聞く
- 筊杯を2つ持ち、地面に投げる
- 1つが表、1つが裏 → OK!(両方表or両方裏はNG)
- 番号付きのおみくじ棒を引く
- 木箱から1本引き、番号を確認

- もう一度筊杯を投げて、神様に確認
- 「このおみくじで正しいですか?」
- 表裏ならOK、それ以外なら引き直し
- 番号に対応する紙を受け取る
- 運勢やアドバイスが書かれているのでチェック!

台湾流のおみくじはちょっとドキドキする体験!旅行の思い出にもなるよ♪
三鳳宮へのアクセス情報
📍 所在地:高雄市三民区三鳳中街134号
🚆 MRTでの行き方
- 高雄MRT「後驛駅」から徒歩約10分
- 高雄駅からタクシーで約5分
🚌 バスでの行き方
- 「三鳳宮」バス停で下車

MRTの後驛駅から歩いていけるので、アクセスも便利!
まとめ|三鳳宮で台湾の文化を体験しよう!
三鳳宮は、高雄の歴史を感じられるパワースポット。
- 迫力のある龍の装飾
- 商売繁盛・厄除けのご利益
- 台湾式のおみくじ体験
日本とは違う参拝文化を体験できるので、ぜひ高雄観光の際に訪れてみてください!

高雄に行くなら、ぜひ立ち寄ってみてね!