こんにちは、台湾駐在妻のRinです🌸
今回は、台湾に住む人なら誰もが一度は利用したことのある人気スーパー、「全聯福利中心(PX Mart)」をご紹介します。
青い看板が目印の全聯は、地元の人々の生活に密着したローカルスーパー。
観光客でも気軽に立ち寄れて、台湾の“日常”を感じられるスポットなんです。
🏪 全聯(PX Mart)とは?台湾全土に広がるローカルスーパー
全聯は1998年に誕生した台湾のスーパーマーケットチェーンで、現在では全国に1,200店舗以上を展開しています。
コンビニよりも安く、量販店よりも近い――そんな「ちょうどいい距離感」で、台湾の人々の暮らしを支える存在です。
名前の「全聯福利中心」は、もともと「社員の福利厚生施設」という意味を持ちますが、現在は誰でも利用できる一般的なスーパー。
台湾では「去全聯(チューチュェンリェン)」という言葉がすっかり定着しており、「ちょっとスーパー行ってくるね」と同じ感覚で使われています。
🛒 店内の雰囲気と特徴
全聯の店内は、派手さはないものの落ち着いた清潔感のある空間。
入口近くには果物や野菜コーナーがあり、台湾らしいラインナップがずらり。
ドラゴンフルーツ、グアバ、レンブなど、日本では珍しい果物も手軽に買えます。
生鮮食品のほかにも、冷凍食品、飲料、お菓子、調味料、日用品まで一通りそろっているので、**「ここだけで生活できる」**というほど便利。
お肉や魚もパックで小分けになっていて、少量から買えるのもありがたいポイントです。
レジ袋は有料(1枚2元程度)なので、エコバッグを持参するのがおすすめです。
💳 支払い方法も多彩!キャッシュレス対応も◎
以前は現金のみだった全聯ですが、今ではキャッシュレス対応が進化しています。
クレジットカード(VISA・Master・JCBなど)のほか、LINE Pay、街口支付、悠遊卡(EasyCard)も利用可能。
また、会員アプリを連携するとポイントが貯まり、クーポンが届くなどお得がいっぱい。
台湾在住者なら、「全聯會員卡」またはアプリを入れておくのがおすすめです。
📱 アプリは中国語のみですが、アイコン操作が中心なので直感的に使えます。
「會員中心(会員センター)」で登録しておくと、購入履歴も見られて便利です。
🥬 おすすめ商品ベスト5
台湾の全聯で実際に人気のある商品や、私が「これは買ってよかった!」と思うものをピックアップしてご紹介します。
① 冷凍餃子・小籠包シリーズ
台湾メーカーの冷凍点心は、安くて美味しい!
特に「八方雲集」「阿Q」「味全」ブランドの冷凍餃子は、焼くだけで本格的な味。
おうちで台湾屋台気分を味わえます。
② 台湾茶・ドリンク類
全聯にはペットボトルの烏龍茶やミルクティー、黒糖ラテなど種類が豊富。
地元メーカー「光泉」「純喫茶」「義美(I-Mei)」の製品は人気が高く、お土産にもぴったりです。
③ 調味料コーナー
台湾料理に欠かせない「沙茶醤(サーチャージャン)」「辣椒醤(ラー醤)」「豆瓣醤」などがずらり。
全聯の自社ブランド「PX Great Value」シリーズも安くて品質が良いのでおすすめ。
④ インスタント麺・お菓子類
台湾といえばやっぱりインスタント麺!
「維力炸醤麵」「統一肉燥麺」などは定番の人気商品です。
また、全聯限定パッケージのポテトチップスやスナック菓子も時々登場します。
⑤ PX Martオリジナル商品
最近人気急上昇なのが、全聯のプライベートブランド。
牛乳、豆乳、パン、お菓子など、どれも低価格で味も良いと評判。
中でも「PX牌鮮奶」は濃厚で子どもにも大人気です。
🏖 旅行者にもおすすめ!ローカル体験ができるスーパー
観光の合間に立ち寄るだけでも楽しいのが全聯の魅力。
地元の人がどんなものを食べているか、どんな生活をしているかをのぞける、小さな文化体験です。
- 台湾らしいお菓子やジュースを買ってホテルで試す
- 調味料をお土産にして家で台湾料理を再現
- PXオリジナルのトートバッグを記念に持ち帰る
特に、全聯はコンビニよりも安く、品数も豊富。
お菓子やドライマンゴー、インスタント食品、ティーバッグなど、お土産探しにも最適です。
🕓 営業時間とアクセス
店舗によって異なりますが、一般的には朝8時〜夜10〜11時ごろまで営業しています。
住宅街やMRT駅近くにある店舗が多く、観光地からもアクセスしやすいのが魅力。
📍 例:
- 台北駅近くの全聯 → 徒歩圏内に数店舗あり
- 高雄の全聯 → 住宅街エリアに多く、駐車場付き店舗も
Googleマップで「全聯福利中心」と検索すれば最寄り店がすぐ出てきます。
✨ まとめ:全聯は“台湾の暮らし”を感じるスーパー
全聯福利中心は、単なるスーパーではなく、台湾の生活文化をそのまま体験できる場所。
地元の人たちが手に取る商品を眺めているだけで、台湾の「暮らしのリアル」が見えてきます。
旅行者にとってはお土産探しの楽しい場所、
在住者にとっては毎日の生活を支える心強い味方。
台湾を訪れた際には、ぜひ青い看板の「全聯(PX Mart)」に立ち寄ってみてください。
きっと、観光ガイドには載っていない“リアルな台湾”が見えてくるはずです🌿

