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正直、鹽埕(ヤンチェン)という地名を最初に聞いたとき、「駁二(ボーアー)アートエリアの最寄りエリア」くらいの認識しかありませんでした。せいろを買いに「竹器街」を訪ねたのをきっかけに、その周辺を歩き回ってみたら……これがとんでもなく沼でした。
雑貨屋、文房具屋、舶来品店、古い市場。どこを切ってもノスタルジーが詰まっていて、気づいたら2時間くらい平気で経っていました。今回は、その中でも特に印象に残った「雑貨屋が並ぶ通り」と「文房具屋SKB」について、たっぷりお話しします😊
こんな方におすすめ:
- 高雄の下町・路地裏散策が好きな方
- 台湾の昔ながらの雑貨屋、文房具屋に興味がある方
- SKBブランドが気になっている方
- 駁二・鹽埕埔エリアを観光予定の方
この記事でわかること
- 鹽埕の「堀江商場」という舶来品・雑貨の通り
- 文房具好きが沼にハマるSKB文明鋼筆の旗艦店
- 鹽埕第一公有市場の様子
- 散策ルートのヒント
「堀江商場」で時代が一気にタイムスリップする
竹器街を抜けて少し歩くと、五福四路239巷というところに「堀江商場」というエリアが現れます。ここ、最初は完全に通り過ぎそうになったんですが、足を止めて良かったです。
ここはかつて、高雄港から入ってくる輸入品(舶来品)を扱うお店が集まっていたエリアで、「堀江一街」「堀江二街」「堀江三街」という名前の細い通りに分かれています。今もお菓子屋さん、化粧品店、洋服店、雑貨屋さんなどがぎゅっと並んでいて、昭和の駄菓子屋みたいな空気感がたまりません。
正直、何を売っているのかよく分からない店も多くて、見たことのない外国のお菓子のパッケージや、レトロな日用品が無造作に積まれているのを見ているだけで時間が溶けます。お店の人と少し話してみると、長年この場所で商売をしている方が多くて、「ここはね、昔は……」という話を聞けることも。観光地のガイドブックには絶対出てこない、生活そのものの空気がここにはあります。
正直、ここは「目的を持って何かを買う」より、「ただ歩いて眺める」のが一番楽しい場所だと思います。掘り出し物に出会えるかは完全に運次第ですが、その「分からなさ」自体が楽しいエリアです😊
文房具好きが沼にハマる「SKB文明鋼筆」鹽埕旗艦店
そして今回、一番衝撃を受けたのがここ。SKB文明鋼筆の鹽埕旗艦店です。

SKBというブランド、台湾で生まれ育った人ならほぼ全員が学生時代に使ったことがあるという、超ロングセラーの文具メーカー。1955年創業という歴史ある老舗で、創業者が日本人が経営していた文具商店を引き継いだのが始まりだそうです。
お店は鹽埕埔(ヤンチェンプー)駅の1番出口を出てすぐ、ほんの数十秒の場所にあります。外観はかなり洗練されたデザインで、正直「これ、本当に老舗の文具メーカー?」と一瞬疑うレベル。中に入ると、白とウッドトーンでまとめられた清潔感のある空間に、ペンがずらりと並んでいて、ブランドの歴史を紹介する小さな展示コーナーまであります。
試し書きができるコーナーで何本か試してみたんですが、これがまずいです。ボールペンの滑らかさが想像以上で、「あれ、これ1本でいいかな……いや、2本……いや色違いも……」と気づいたら両手いっぱいにペンを抱えていました。値段も決して高すぎず、お土産にも自分用にもちょうどいいラインです。

価格:900元 (約4500円程)

台湾柄の万年筆。ボールペンタイプもありました!価格もお手頃!!ボールペンタイプは450~600元位。お土産にも最適!!



レジ前で会計を待つ間、他のお客さんもみんな似たような顔でペンを選んでいて、「みんな同じ沼にハマってるんだな」と謎の連帯感がありました(笑)。台湾の方への手土産にも、文具好きな台湾人の友人にはかなり喜ばれそうな一品です😊
SKB文明鋼筆 鹽埕旗艦店
- 住所:高雄市鹽埕區五福四路155號
- 営業時間:平日9:30〜19:00、土日10:30〜19:00
- 鹽埕埔駅1番出口からすぐ
鹽埕第一公有市場で、市場ならではの空気を味わう
文房具とお菓子で両手がいっぱいになったあと、すぐ近くの「鹽埕第一公有市場」にも立ち寄りました。
ここは昔ながらの市場をリノベーションした場所で、伝統的な市場の雰囲気を残しながら、おしゃれなカフェや小さな飲食店が新しく入っているのが面白いポイント。朝〜午後にかけて活気があり、果物や乾物を売るお店の隣に、文青(台湾の言葉で「おしゃれで知的な雰囲気の若者」のような意味)が好むようなカフェが共存している様子は、ちょっと不思議な居心地の良さがあります。






散策ルートのヒント
竹器街・堀江商場・SKB・鹽埕第一公有市場は、すべて歩いて回れる距離に集まっています。鹽埕埔駅を起点にすると、こんな順番で巡るのが効率よさそうです。
- 鹽埕埔駅1番出口を出てすぐ → SKB文明鋼筆 旗艦店
- そこから徒歩数分 → 堀江商場(雑貨・舶来品の通り)をぶらぶら
- さらに少し歩いて → 竹器街(蒸籠など竹製品の通り)
- 仕上げに → 鹽埕第一公有市場でひと休み
半日あれば余裕を持って回れるルートです。歩きやすい靴で出かけるのをおすすめします。
行けない人も、台湾雑貨の空気を持ち帰る方法
「すぐには高雄に行けないけど、あの雰囲気が気になる」という方向けに。最近はAmazonでも台湾雑貨を扱っているショップが増えているので、自宅にいながら少し台湾気分を味わうこともできます。
まとめ|「観光地」じゃない高雄に出会える場所
正直、駁二アートエリアだけを目的に鹽埕に来ていたら、この雑貨屋通りや文房具屋には一生出会わなかったかもしれません。観光客向けに整備された場所ではなく、地元の人の生活がそのまま続いている場所だからこそ、見えてくる景色があるんだなと思いました。
高雄旅行の予定がある方は、ぜひ駁二の前後に少し時間を作って、この一帯を歩いてみてください。きっと、ガイドブックには載らない高雄に出会えるはずです😊
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